五のことづて

贈りものにふさわしい丁寧なしつらえでお届けします

皆さんは最近、どなたかに贈りものをしましたか?
日本には、お中元やお歳暮、お祝いやご挨拶など贈りものをする機会が数多くあります。

「何を贈るか」ということも大切ですが、それを包むしつらえも重要ですよね。
今日は、そんな贈りものにぴったりな五穀屋の「きづつみ」と「山むすび」こだわりのしつらえについてご紹介いたします。

五穀屋人気の商品を詰め合わせた「きづつみ」。

和の文化を大切にする五穀屋は、「皆様の気持ちを包むものだからこそ、丁寧なお箱をご用意したい」そんな気持ちから、「きづつみ」と名付けた贈り物にふさわしい詰め合わせをご用意し、和のしつらえにこだわったオリジナルの進物箱をつくりました。

◇歴史ある徳島の伝統工芸「阿波和紙」を使用しました

今回ご紹介する「きづつみ」の箱の表面に使用されているのは、本物の「和紙」です。
それも、徳島の伝統工芸品として名高い「阿波和紙」を使用しています。

奈良時代より現代に伝わる美しの「阿波和紙」

楮(こうぞ)、三叉(みつまた)、雁皮(がんぴ)などを原料とした伝統的な製法で造られる 「阿波和紙」は徳島県の無形文化財として知られる伝統工芸。
水に強く破れにくいこと、またその独特の美しさが高く評価されています。
その歴史は古く、最古の記録は奈良時代まで遡るほどです。

伝統を守る和紙職人

歴史ある徳島の和紙ですが、大正時代に入り大量生産の機械製紙の波が訪れると、一変して製造戸数は激減。
今日では、専業はわずか1社を残すのみとなりました。

この1社は昔ながらの手漉てすき和紙の技法を継承し、阿波手漉和紙の伝統を守りつづけ、昭和45年には「徳島県無形文化財」に指定されました。
現在では、職人の技術を守りながらも、新しい和紙づくりに挑戦しています。

◇和の素材感あふれる美しいしつらえ

「きづつみ」には、箱ひとつとっても、手間ひまをかけた最上のものをお渡ししたいという、五穀屋のこころが込められています。

阿波和紙によって実現した優美な「縞模様」

きづつみのお箱に使用されている和紙は、モダンさのなかにどことなく懐かしみをおぼえる「縞模様」。
縞模様は、実は日本文化の中では古くより貴族から大衆まで幅広く使われてきた、日本人にとってなじみのある柄なのです。

染色・印刷技術の発展により、洋服や包み紙などの模様は、昨今では紙や布に直接プリントされていることが多くなりましたが、きづつみの縞模様は実は印刷ではなく、なんと薄い和紙の上に、短冊状の和紙を重ねて漉くことで、 枚の和紙の中で厚い部分と薄い部分ができ、これが縞模様になっているのです。
実際に、箱の表面をゆっくりと指でたどると、微妙な凹凸を感じることができますよ。

伝統を受け継ぐ、箱の蓋に施した「縁巻き」のデザイン

さらに、きづつみの箱は和紙だけでなく、意外なところに古くからの知恵を取り入れています。
蓋の縁にご注目ください。縁にぐるりと和紙を重ねているのがお分かりいただけますか?

このような縁を巻く「縁巻き」は、古くは紙箱の底に施すものでした。
機械化や簡略化によって、現代では無くなってしまったのですが、五穀屋ではこの「縁巻き」をひとつの意匠と捉え、オリジナルデザインとして取り入れているのです。
こちらの「縁巻き」は、すべて手作業で作られています。

◇和の文化を守ること。丁寧なしつらえにすること。

かつて和紙は生活の中でなくてはならないものでしたが、製紙・印刷・プリント技術が進歩していく中で、和紙の需要が少なくなってきている昨今、現在では文化・芸術分野や、インテリアなどの目的での利用が多くなり、和菓子の包装に使われることは稀になっています。

そんな中で、五穀屋があえて和紙を利用しているのは、「お客様の気持ちを包むものだからこそ、丁寧なお箱をご用意したい。そして、和紙という文化を守り伝えて行きたい」という思いがあるからなのです。

天に届くような山々は恵みを与え、私たちを見守る存在。

そんな山々をモチーフにした「五穀せんべい 山むすび」はパッケージにもこだわりがあります。

竹籠から連想されたパッケージ

山むすびがおさまるは箱は昔の旅人が、おむすびを入れていた竹籠を模倣して作られました。
一枚の紙からできている箱の丸みは、日本人ならではの技術なのです。

 

富士山掛け紙のかかった一番人気の「山むすび」

2種類の山むすびが入った一番人気の「山むすび2種(黒たまり・七福米塩)」には、縁起の良い富士山が描かれた掛け紙がかかっています。
掛け紙は、上から下へ徐々に色が薄くなっていく浮世絵の技法「一文字ぼかし」に、日本を象徴する「富士山」と、水面にうっすらと映る逆さ富士を彩り、静謐な力強さを 表現しました。

「おめでたいパッケージなので贈りものにぴったり」と大好評のシリーズです。


いかがでしたでしょうか?
今回は、五穀屋の「きづつみ」「山むすび」のしつらえに込められたこだわりについてお伝えいたしました。

とっておきの品物と、思いの詰まった五穀屋ならではの贈りもので、大切な方へ気持ちをお伝えしてみてはいかがでしょうか?